日本でよく見られる四人構成の家庭の引越しで試算してみます

「米国というのは価値観の分かりやすいところなんです。 室内の大きさ、付属品、値段、メーカー(ブランド) に対する信頼感とかで相当分かる。ところが日本の場合は、流行というか、スタイリングみたいな、クルマの本質的な価値とはちょっと違うところが、えらく大事になってくる」 (ホンダ・加美陽三上席研究員)

 トヨタの山田耕作チーフエンジニアもまったく同じことをいう。
「日本の市場がミニバンだといっているのも、日本は (米国のように) クルマを必要な道具として員っているのではなく、趣味として買っている。だからそちらに流されてしまう」
 トヨタやホンダの開発者が異口同音にいうのは、日本のクルマの市場は趣味性が極めて高いことだ。これは経営者にとっても頭痛の種でもある。ホンダの吉野浩行社長も次のように言っている。
「日本は欲張りだからね。乗用車的な乗り味はもちろん欲しいし、ユーティリティというか、スペースだとか、そういうものも欲しい。それでいてよく走って燃費も良くて、みたいなことがありますからね」ミニバン系のほうに惹かれてしまうようだ。